
Osmo Pocket待ちからNanoへ──“カメラ”との出会い
9/23にDJIが発表したばかりのOsmo Nanoが、9/28についに手元に届いた。
Osmo Action4を愛用中
実はずっとOsmo Actionシリーズの次世代——Action4の後継、5を買うか、いっそ6まで待つか——で迷っていた。
そんな時に、偶然見かけたYouTube動画で「Osmo Nano」の存在を知った。
Osmo Nano?
そんなに話題にはなっていなかったと思うのだが、自分にはとってもひっかかった
胸元に付けて“視点ごと連れ出す”この小さなカメラを見つけた瞬間、気づけばオンラインショップで注文ボタンを押していた。
それにしてもビックカメラの配達はすごいね
土曜日の夕方に注文して、日曜日の朝9:00前には届いたんだ
箱を開けて最初に撮った“取って出し”のカットが想像以上にすっきりしていて、広がりも色も良い。
Pocketで育ててきた手の記憶が、Nanoの“身につける視点”にどう乗り換わるのか。
今日はその最初の一歩として、到着直後の印象を短くまとめておく。
開封と外観
箱はDJIらしい簡素で清潔なデザイン。
内ぶたを開けると、本体とドックが上下に分かれて収まっていて、まず“ちいささ”に思わず笑ってしまう。
Pocketシリーズを使ってきた身からすると、「手の中の道具」から「身につける部品」へ、サイズの基準が一段下がった感覚だ。
取り出すときに軽く“カチッ”と吸い付く感覚があり、磁力構造ならではの精密さが伝わる。
付属品一覧(スタンダードコンボ 128GB)
Osmo Nano カメラ (128GB)
Osmo Nano 多機能ビジョンドック
Osmo Nano 磁気ハットクリップ
Osmo Nano 磁気ストラップ
Osmo Nano 保護ケース
USB-C − USB-C PDケーブル (USB 3.1)
Osmo Nano 両方向磁気ボールジョイント アダプターマウント

これだけついていれば十分だ
磁気ハットクリップは手軽でいいね
ボールジョイント アダプターマウントの吸盤部分はちょっと心配だけれども、取り外して他のにつけられるので、あるだけで嬉しい一品
さっそく充電。
残量は50%以上あったが、持ち出す前に100%までしておきたい。
Type-Cで充電しながら、スマホ経由でアクティベーションを進める。
既にDJIアカウントに登録済みだったこともあり、手続きは驚くほどスムーズ。
続いてファームウェアのアップデートが始まり、思ったより容量が大きいなと感じつつ待っていると、完了後には「スーパーナイトモード」が追加されていた。
さらに驚いたのは、その時点で充電がほぼ完了していたこと。
わずか20分ほどで100%近くまで回復していた。
ただ気になったのは、アップデートの間に端末がかなり熱を持った点。
手で触ると明らかに温かく、しばらく冷やさないと撮影には不安が残るレベルだった。
ポケットから胸元へ~歩き出してみた印象
充電もアクティベーションも済ませ、さっそく外へ持ち出してみた。
クリップ型のリュックに取り付けられるアイテムに、マグネットで装着してみた。
カメラを意識しなくても自然に視点が連れていかれる。
装着した瞬間に「これはいい」と素直に感じた。

OsmoPocket4を取り付けていた時とは違い、何もつけていない感覚
“歩いている自分そのままが映像になる”感覚に驚かされた。
多機能ビジョンドックで撮影している映像が確認できるので、撮影出来ていなかった!
という、初歩的なミスもなくなる
まず試したのは川辺。
普段ハイパーラプスで撮影することが多いのだが、軽く歩くだけで画角の広がりがはっきり伝わる。
磁気ストラップを利用すれば、胸元マウントゆえに身体の動きがダイレクトに出て、映像がより“主観的”に感じられる。これはVlogや散歩撮影にすごく合いそうだ。
画像もこの小ささを考えれば、十分な代物だ
DJI Osmo Nanoは買いなのか?
視点は3つ
・価格
・利点
・欠点
価格
2025/9/28 DJIストアでの価格
Osmo Nano スタンダードコンボ (64GB) 43,890円
Osmo Nano スタンダードコンボ (128GB) 48,730円
この値段で、スタンダードコンボの付属品を考えればお買い得だろう
私は128GBを買ったけど、microSDカードも入るし、64GBでも十分
利点
カメラ部分が独立するのはとてもいい
ビジョンドックで確認できるのが更にいい
カメラと離れても手軽にモニタリング出来るのは最高だ
これだけでも買った価値はある
欠点
電池の減りがちょっと早い
特にカメラ部分の減りは意外と早い
電池内蔵型なので充電器交換も出来ない
多機能ビジョンドックとドッキングすれば、カメラ部分は充電されるので、カメラ部分は必要に応じて、ビジョンドックから充電
カメラ独立している時に、充電器からのビジョンドックに充電というのが、面倒くさくなければいいと思うけど、、
結構熱を持つし、山登りみたいに、長時間撮影に関しては、あまり向いていないかもと思った
あと、ビジョンドックは手に持って歩くことも多いと思うので、落として壊さないかがちょっと心配
判定
初日の感想としては、買ってよかった
画質の細かな判断はこれからだが、センサーはOsmo Action5と同等。
大きな後悔はないと確信している。
今後の実地テストでさらに深掘りしていきたい。